グランタブローとは?|36枚を並べて読む基本の占い方


ルノルマンカードを少しずつ読めるようになってくると、

「3枚引きだけではなく、もっとたくさんのカードを使って占ってみたい」

と思うことがあるかもしれません。

そんなときに知っておきたいのが、グランタブローです。

グランタブローは、ルノルマンカード36枚をすべて使って、大きな一枚の展開として読む方法です。

3枚引きのように少ない枚数からカード同士の関係や流れを読むのとは違い、たくさんのカードを一度に眺めながら、今の状況や気になっているテーマを探っていきます。

「36枚も使うなんて難しそう……」

36枚全部を一気に読もうとしなくて大丈夫。
まずはカードを並べて、どんな景色になっているか眺めてみようね。

まずは、グランタブローがどんな占いなのか、全体の雰囲気をつかむところから始めてみましょう。


🃏 グランタブローとは?

グランタブロー(Grand Tableau)は、ルノルマンカード36枚をすべて使って展開する、ルノルマンを代表する大きなスプレッドのひとつです。

「Grand Tableau」はフランス語で「大きな盤面」といった意味で、36枚のカードを広げて、一枚ずつではなく展開全体との関係を見ながら読んでいくのが特徴です。

たとえば、

  • 今の自分はどんな状態なのか

  • 気になっているテーマはどこに表れているのか

  • 周囲にはどんなカードがあるのか

  • どこに目を向けると、そのテーマが見えてきそうなのか

などを、盤面の中から少しずつ探っていきます。

3枚引きでは、中央のカードをひとつの軸として意識しながら、左右のカードとの関係や3枚全体のつながりを見ていきます。

詳しい3枚引きの読み方については、こちらの記事で紹介しています。

→ ルノルマン3枚流れの読み方|今日から深く読める実占ガイド

一方、グランタブローでは36枚すべてを並べるため、最初から一枚のカードだけに焦点を絞るのではなく、盤面全体を眺めながら、気になるカードや場所を探していくことができます。

3枚引きが「少ないカードから焦点を絞って読む」方法だとしたら、グランタブローは、

全体を眺めながら、必要なところへ少しずつ焦点を移していく方法

と考えると分かりやすいでしょう。


♣️ 3枚引きとグランタブローの違い

これまで3枚引きをしたことがある方なら、違いを比べてみると分かりやすいと思います。

3枚引きの場合

たとえば、

カードA → カードB → カードC

と3枚出たとします。

3枚引きでは、中央のカードをひとつの軸として意識しながら、左右のカードとの関係や、3枚全体のつながりを見ていきます。

カードの枚数が少ないため、ひとつの質問に対して焦点を絞りやすいのが特徴です。

3枚引きに慣れている人なら、その感覚を捨てなくて大丈夫。
グランタブローでは、そこから少し視野を広げていく感じだよ。

グランタブローの場合

グランタブローでは、36枚すべてを並べます。

そのため、

「この3枚だけを見る」

というよりも、まずは盤面全体を眺めるところから始めます。

そして、その中から、

「ここが気になる」

「このカードが目に入る」

「このあたりに気になるカードが集まっている」

という場所を見つけ、そこから少しずつ詳しく見ていきます。

つまり、

3枚引き=少ないカードから焦点を絞って読む

グランタブロー=全体を眺めながら、必要なところへ焦点を移して読む

と考えると、違いが分かりやすいかもしれません。


♦️ グランタブローは36枚すべてを使います

グランタブローでは、基本的にルノルマンカード36枚をすべて使います。

カードをシャッフルし、質問やテーマを意識しながら展開していきます。

ここで、

「36枚全部の意味を覚えていないとできないの?」

と思うかもしれません。

でも、最初からすべてを完璧に読もうとしなくても大丈夫です。

36枚が目の前に並ぶと、それだけで情報量が多く感じられます。

だからこそ、まずは、

「36枚のカードが、今の自分の前にひとつの景色として並んでいる」

くらいに考えてみてください。

カードの意味をひとつひとつ確認する前に、まず全体を眺めてみる。

初めてグランタブローを読むときは、こうして全体を眺めるところから始めると、カードの多さに圧倒されにくくなります。


♠️ グランタブローには並べ方がいくつかあります

36枚を使うグランタブローには、いくつかの並べ方があります。

代表的なものとして、

9×4

横に9枚、縦に4段。

9枚 × 4段=36枚

として、36枚を四角形に並べる方法です。

盤面が均等に並ぶため、全体の位置関係を眺めやすい形のひとつです。

8×4+4

横8枚を4段並べ、残った4枚を最後に並べる方法です。

こちらも36枚すべてを使いますが、9×4とは違った盤面になります。

どちらの配置を使うかについては、読み手や流派によって違いがあります。実際に、9×4を使う読み手もいれば、8×4+4を使う読み手もいます。

そのため、

「この並べ方でなければいけない」

と最初から決めつける必要はありません。


🃏 9×4と8×4+4、どちらを使えばいい?

初めてグランタブローをするなら、まずは自分がカードを見やすいと感じる並べ方から始めてみてもよいでしょう。

たとえば、36枚が均等に並ぶ9×4のほうが、全体をひとつの盤面として眺めやすいと感じる人もいるでしょう。

一方で、8×4+4の形が使いやすいと感じる人もいます。

大切なのは、最初から配置の違いに悩みすぎることではありません。

まずは、

「自分が落ち着いてカードを見られる形」

で、36枚のカードに慣れていくことから始めてみましょう。

なお、配置によってカードの位置関係や、後に紹介するハウスの扱い方にも違いが出てきます。

このあたりは、グランタブローに慣れてきたところで、あらためて詳しく見ていきます。


♦️ カードを並べたら、最初に何を見る?

カードを並べた瞬間に、

「このカードの意味は……」

「このカードとこのカードの組み合わせは……」

と、一枚ずつ読み始めなくても大丈夫です。

まずは少し離れて、盤面全体を眺めてみます。

たとえば、

「なんとなく右側が気になる」

「明るいカードが集まっている場所がある」

「少し重たく感じるカードが続いている」

「人物カードの周りが気になる」

など。

最初に受ける印象を、そのまま大切にしてみてください。

もちろん、最終的にはカードの意味や位置関係なども合わせて読んでいきます。

ここでは、細かな意味をすぐに調べるのではなく、まずは**「盤面全体を眺めてみる」**という感覚を身につけていきましょう。

最初から答えを探さなくても大丈夫。
『なんとなくここが気になる』という感覚も、最初の大切な手がかりだよ。

♠️ カードが偏っている場所にも目を向けてみる

36枚を並べてみると、カードの雰囲気が均等に見えないことがあります。

たとえば、ある場所に人物やハートなど、気になるカードが集まっている。

反対に、別の場所には山や雲、ネズミなど、少し気になるカードが続いている。

そんなときは、

「なぜここが気になるんだろう?」

と、その場所に目を向けてみます。

もちろん、カードが集まっているからといって、それだけで良い・悪いと決めつける必要はありません。

「ここに何かテーマがありそう」

という、最初の目印として見てみましょう。

グランタブローでは、このように盤面全体を眺めながら気になる場所を見つけ、そこから少しずつ読み進めていくことができます。


♣️ 最初から36枚すべてを読まなくても大丈夫

グランタブローを初めて見ると、

「36枚全部を読まないと占いにならないのでは?」

と思ってしまうかもしれません。

でも、最初からすべてを完璧に読もうとしなくて大丈夫です。

むしろ、

全部読もうとして分からなくなるより、気になるところから少しずつ読む

ほうが、グランタブローに慣れやすいでしょう。

まずは盤面全体を見る。

↓

気になるカードや場所を見つける。

↓

そこにあるカードを読む。

↓

必要に応じて、周囲のカードにも目を向ける。

このように、少しずつ視野を広げていけばいいのです。


36枚を一度に仲良くしなくても大丈夫。
まずは気になるカードから、少しずつね。

🃏 グランタブローは「全部読む」より「全体から探す」

3枚引きでは、最初から読むカードの枚数が決まっています。

一方、グランタブローでは36枚すべてが目の前に並びます。

だからこそ、

「どこから読めばいいの?」

と迷うことがあります。

でも、それもグランタブローの面白さのひとつです。

最初から答えを探して一枚ずつ追いかけるのではなく、

「この盤面には、今どんな景色が広がっているんだろう?」

と眺めてみる。

そこから、気になるカードや場所を見つけていく。

そんなふうに少しずつ読んでいくと、36枚の多さも違って見えてくるかもしれません。


♦️ まずは「グランタブローの景色」を眺めてみよう

今回の記事では、まだハウスや人物カードの詳しい読み方には触れていません。

グランタブローには、カードの位置や周囲との関係など、さまざまな読み方があります。

だからこそ、最初からすべてを覚えようとすると、

「やっぱり難しい……」

となってしまうかもしれません。

でも、最初の一歩はもっとシンプルです。

36枚を並べる。

全体を見る。

気になる場所を見つける。

まずは、それだけでも十分です。

3枚引きでカード同士の関係を読むことに慣れてきたら、今度は36枚の中に広がる「大きな景色」を眺めてみる。

そこから少しずつ、グランタブローならではの読み方を身につけていきましょう。


🗽 次回は「人物カード」に注目します

グランタブローの全体像が分かったら、次はもう少し具体的に見ていきましょう。

次回は、紳士・淑女カードの位置や、カード同士の距離に注目します。

自分を表すカードや相手を表すカードはどこにあるのか。

近くにいるのか、離れているのか。

2人の間にはどんなカードがあるのか。

そんなところから、人との距離感や関係性を見ていきます。

3枚引きとはまた違った、グランタブローならではの読み方を少しずつ見ていきましょう。

→ グランタブロー第2回|紳士・淑女カードの位置と距離を読む

🔮 ルノルマンカードをもっと楽しみたい方はこちらへ

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